2011年09月19日

山の辺の道 曼珠沙華咲いた 

彼岸花が咲き始めている。今年はいつまでも暑気が残っていて秋の訪れが遅れているように感じてい
たが、彼岸花がいつの年も変わることのない季節の移ろいを教えてくれる。

 s-P9177578彼岸花.jpg 
 石上神宮あたり

彼岸花は毎年秋の彼岸の頃に咲くことからこの名前がついたといわれるが、調べてみると確かに毎年
彼岸の期間には必ず咲いている。暑いから遅れるとか寒いから早まるということはないようだ。
梅や桜の開花が気温に強く影響されるのに、彼岸花は決まった日月に芽を出し茎を伸ばしそして開花
する、不思議な花だ。

 s-P9187653曼珠沙華.jpg 
 「曼珠沙華茎見えそろふ盛りなり」飯田蛇笏

山の辺の道は奈良盆地の東山麓を走る北は奈良市の春日神社、南は桜井市の三輪あたりまで続く17〜
18kmの道だが、何処にでも彼岸花を目にすることができる。
山の辺の道あたりは弥生時代から稲作の行われきた土地である。田の畦に咲く彼岸花は太古の時代か
ら今に続く変わらぬ景色であるに違いない。

 s-P9187642曼珠沙華.jpg
 「曼珠沙華咲きそめし紅ほのかにて」飯田蛇笏

彼岸花は日本全国で見られるごくポピュラーな花であるが、人が広めた里の草花である。山道でも目
にすることがあるが、かつてはそこには必ず田畑があったはずである。よく見れば人の手の入ったこ
とのある場所であることがわかる。

 s-P9187673曼珠沙華と蝶.jpg
 曼珠沙華にとまる「ダイミョウセセリ」 

彼岸花は次から次へと芽を出し開花を続け、同じ場所で一週間くらい花を見ることができるが、一輪
一輪の花が輝き咲くのはわずか一日である。翌日には色褪せ衰えてしまう。
意外に寿命の短い花である。
彼岸の入りから明けまでの一週間、まさに花を求めて飛び回るミツバチのように、カメラを手に、三
脚を肩にあちこち飛び回らなくてはならないのだが・・・・
posted by ハマー at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 山の辺の道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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