2010年06月04日

葛城古道 棚田の橋本院

葛城古道を高天彦神社から高天の集落を抜けて400mほど行ったところに高天寺橋本院がある。
院公式HPの縁起を見ると、養老二年(718年)高天山(金剛山)への登拝に訪れた僧行基が開いた
一精舎(建物)が始まりとされる。由緒正しい古寺ではあるが、南北朝時代に戦乱により消滅した。
橋本院は江戸時代延宝5年(1677年)に高天寺の子院として復興された寺だが、現在の堂宇は
全て最近建てられたもののように見える。

 金剛山麓橋本院.jpg

 
しかし、旧い由緒より、橋本院のある場所の方が自分にはもっとこの寺を魅力あるものにして
いるように、感じる。
寺の西側すぐそこに迫るように聳え立つ標高1125mの霊峰金剛山。東側の深く険しい谷。
北に向う葛城古道が谷に駆け落ちる寸前の棚田の端に寺はある。今でこそ葛城古道という名称が
与えられ、休日ともなればハイカーも行き来するが、恐らく半世紀前までは、墓場を訪れる村人
か、僅かな修験者が迷い込むような秘境、或いは隠れ寺であったにちがいない。そんな秘められ
た雰囲気の場所なのだ。行基でなくとも、だれだって霊地と感じるような、特異な場所なのだ。

 棚田前橋本院本堂.jpg


今日は紫陽花を撮りに来たのだが、まだまだだった。この高天の自然は、平地より一か月遅
れで季節が移る。田植もこれからのところが多い。

 夏紅葉.jpg 
posted by ハマー at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 葛城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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