2009年08月27日

奈良葛城石光寺の百日紅

石光寺は、周りを畑や稲田に囲まれ、石垣の上に白壁の塀を巡らせた佇まいは、一見
するとこの村の豪農の屋敷のようにも見える。
そうと知らなければ、訪ねるべき寺とは思わず通り過ごしてしまいそうだ。
 

石光寺、「せつこうじ」と読む。
寺名の由来は「この地で彫りだされた光明を放つ大石に弥勒仏を彫った」ことにある。
今もこの石仏がご本尊として祀られている。拝観の時季は限られている。それでも
この日は山門を入ったところの庭の一部を見させていただいた。
弥勒堂は、牡丹の花咲く1月と5月前後に開扉されるようだ。


山門.jpg  s-弥勒堂補正.jpg


まだ盛りには早かったのだろう。
山門脇の百日紅は花数が少なく、全体を黒い緑の葉に覆われ、くすんで見える。


石垣白壁.jpg



山門から境内を覗くと、色鮮やかな紅色のかたまりが見えた。
早速、寺の外の道を南門の方に回る。
あった。白壁の向こうに、左右に大きく枝を広げた百日紅があった。
この百日紅は、美しい。
花色といい枝ぶりといいなかなかに見事な姿をしている。


石光寺弥勒堂.jpg

 
石光寺は山門のある東側から眺めるよりも、南門側から見たほうが様になっている。
稲田の黄緑と寺を囲う白壁、伽藍の銀色の瓦屋根、直立した緑の樹木。
まるで絵に描いたような平板さだが、逆に心休まるのどかな景色。
いやいや、こののどかさが中将姫伝説を持つ石光寺にはふさわしいのかも知れない。


石光寺南門.jpg
posted by ハマー at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 葛城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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